タバコは肺癌リスクを何倍に上げるか?〜副流煙の家族への影響〜

こんにちは。わりと久々の更新です。今回はタバコと肺癌の関係性について勉強していきましょう。

タバコを吸ってると肺癌になる。

ということは誰もが学校やらニュースで習うことだと思います。では、タイトルにも書きましたが具体的にどのくらいリスクが上がるんでしょうか?

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これは、人種によっても異なります。日本人のデータでは、2002年の研究で喫煙者の肺癌リスクは、タバコを吸ってない人と比較して男性は4.5倍、女性は4.2倍になるという結果が出ています。

肺癌には、悪い癌細胞の種類によって大きく4種類あります(扁平上皮癌、腺癌、小細胞癌、大細胞癌)。この中でタバコとの関連が深いのは、扁平上皮癌と小細胞癌と呼ばれるもので、太い気管支の近くにできるのでタバコの影響を受けやすいのだと思います。この2つに関してだけ見ると、タバコを吸うことで12〜17倍もリスクがあると言われています。

では次に、タバコをやめるとどうなるのでしょうか?おそらく、喫煙者の方の中には、どうせ今までタバコ吸ってきたんだから今さらやめても仕方ないでしょ?

と開き直って吸い続ける方もいます。

タバコは確かに、今まで吸ってきたニコチンの量が多ければ多いほど、癌などの病気になりやすいとは言われていますので、気持ちはわかります。しかし、少なくとも肺癌に関してのデータで言えば、タバコをやめた人の中で、やめてから9年以内の人でもリスクは約3倍に減っていましたし、10年〜19年で約1.8倍、やめてから20年以上の人では、吸っていない人とほぼ同等のリスクでした。

吸っている人が、吸っていない人に比べてリスクが4倍以上あるので、3倍に減るだけでも大きいですし、今からそれを徹底すれば10年で1.8倍に減る計算です。

もちろんこれはデータでのことなので、必ずしもこの通りにいくかといえば、当てはまらないこともあると思います。しかし、今回ここでお話ししたのは、あくまで肺癌に関してのデータだけです。

実際にはタバコを吸っていることがリスクとなる病気は、胃癌、肝癌、膵臓癌、喉頭癌、食道癌、膀胱癌、子宮癌などの体の多くの臓器の癌や、脳梗塞、心筋梗塞といった病気があり、論文などで明確な関連が証明されています。

 

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日本人の3大死亡原因となるような病気も含まれています。寿命に関しても、タバコを吸っている人は吸っていない人に比べて約8〜10年寿命が短いことが示されています。また25歳から79歳まで生存する確率は、タバコを吸わない人の方が吸う人より2倍高いとも言われています。

また、これも最近ではよく知られたことと思いますが、副流煙の影響もあります。副流煙とは、タバコを吸う人の周りの人が、タバコのフィルターを通さずに直接有害物質を吸ってしまう現象のことです。これはタバコのフィルターから直接吸入される有害物質よりも約7〜30倍高い(有毒物質の種類により違います)と言われています。

また、よくタバコを吸う時だけ1人になれば平気と考えている方もいますが、実際はそうではありません。

タバコを吸った後の息や、衣服などからも有毒物質は発せられ続けているため、そうした広い意味での副流煙に周りの人の体に目に見えない有毒物質が蓄積していくのです。特に小さいお子さんや、赤ちゃんがいるご家庭の方は十分注意すべきでしょう。

いかがだったでしょうか?タバコが体に悪いことは今や周知の事実ですが、意外と細かいところは知らなかったのではないでしょうか?

病気とは結果であってその明確な原因は分からないことが多いです。そして、誰も未来は分かりません。

しかし、「知らない」ことを「知ってる」に変えることで未来が変わることもあるのではないでしょうか。僕はそう思います。

それでは、また次回。

 

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