糖尿病3大合併症について

こんにちは。久々の更新です。

今回は糖尿病の3大合併症について説明します。糖尿病自体については過去のブログ「糖尿病と高脂血症について」でも説明しているので参考にしてください。

スポンサーリンク

糖尿病とは、「糖分の食べ過ぎ」または「血糖を下げるホルモン(インスリン)の不足」によって血液中の血糖値が高い状態が続く病気といえます。その結果、腎臓で再吸収しきれなくなった「糖」が尿検査でも検出されるために「糖尿病」といいます。ここまでは皆さんなんとなくご存知かと思います。では、具体的に糖尿病になると何がいけないのでしょうか?

その答えが、今回のタイトルにもなっている糖尿病の3大合併症です。糖尿病になると全身の血液中の血糖値が高くなります。全身の臓器という臓器は、血液により酸素や栄養をもらって生きています。血液中の糖分が高いと、血管が段々痛んできます。これを「動脈硬化」といいます。これはもちろん糖だけでなく、血圧が高かったりコレステロールが高かったりタバコを吸っていると、同じように動脈硬化が起こります。

動脈硬化が進むと、血管が硬くなり詰まりやすくなったり、その先にある臓器に障害が起こります。前置きが長くなりましたがこの臓器障害が糖尿病の弊害なのです。その中でも頻度が多いものを3大合併症と言います。ここでは起こりやすい順、早く出てくる順番に説明をします。

①神経障害

糖尿病になってまず初めに起こりやすい症状として、神経障害があります。具体的には手足が痺れたり、痛みや熱に対する感覚が鈍くなる、立ちくらみを起こす、などです。また進行すると足の先が黒くなったり(潰瘍といいます)、壊死を起こしたりすることもあるので早めに治療することが重要です。進行してしまった場合は最悪の場合、壊疽した部分を切断しないといけません。(放っておくとそこから感染を起こし、敗血症となり命を落とす場合もあります)

このことからも予防医学の大切さが痛感できます。

スポンサーリンク

 

②網膜症

糖尿病の患者さんでまず初めに出てくる症状は網膜症と呼ばれる眼の病気です。眼の網膜と呼ばれる部分には毛細血管がたくさんありますが、糖尿病を長い間ほっておくとこの毛細血管が詰まってきて網膜への酸素や栄養分が不足してしまい、やがて眼が見えなくなっていきます。

糖尿病網膜症は、糖尿病になってから10年~15年くらいで起こることが多いですが状態が悪いと5年くらいで起こることもあります。初めは視力が低下するくらいですが、症状が進むと眼底出血をしたり、最悪の場合は失明することもあるので注意が必要です。

③腎障害

最後に、糖尿病の経過が長い場合、具体的には糖尿病になってから10~15年以降の後半に出てくる有名な合併症として「腎障害」があります。腎臓には糸球体と呼ばれる尿をつくるための器官があり、そこには毛細血管がたくさん分布しています。糖尿病に長くかかりそれらの血管が長い間「高血糖状態」にさらされていると、こうした腎障害が出てきます。この腎臓の病気は進行は徐々に、ゆっくりと進行しますが元に戻すことはできません。

最終的には腎臓が機能しなくなり、透析治療が必要になります。もしくは腎移植という方法もありますが、これは臓器提供をしてくれるご家族がいないとできません。

透析については前回記事も参考にして下さい。透析をするとひとまず腎臓の機能の代わりをしてくれるので、生きていくことができますが、透析をすることにより例えば血管の石灰化が進んだり、心臓の動きが悪くなったり、感染症のリスクなどがあります。何より透析治療は週3回、4-5時間の治療をしなければならず、患者さんの精神的負担も大きいです。透析治療を否定しているわけではないので誤解しないで下さい。透析自体は腎臓機能がなくなってしてしまった方でも生きていくことができる素晴らしい治療です。ただし、自分の腎臓の機能とイコールではないし、先に述べた問題点もあるので、そうならないように予防することがそれ以上に大事だということです。

それではまた。なるべく頑張って更新します。

 

応援クリックお願いします。
にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキング

スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です