危ない頭痛の見分け方

こんばんは。今日は頭痛について勉強していきましょう。誰しも多かれ少なかれ頭痛を経験したことはあるはずです。それでも様子を見ていたら自然に治ることの方が多いと思います。しかし、中には危険な病気が隠れているケースもあるのです。

では、どんな時に病院に行けばいいか、どんな時に救急車を呼べばいいのか。というところをポイントに勉強していきましょう!

①危険な頭痛

まずは緊急性がある、命に関わる頭痛について。代表的な病気は、脳出血、くも膜下血腫です。脳は頭蓋骨によって守られていますが、頭蓋骨の中、つまり脳の中で出血が起こると、血が血腫となって広がり、脳細胞の神経を圧迫して強い頭痛や吐き気が出ます。私たちは、バットで殴られたような痛み、と教わりますが、バットで殴られた経験のある人はそういないでしょう。要は、それくらい強い頭痛ということです。脳出血やくも膜下血腫が起こる原因は、大きく分けると頭を強くぶつけた時と、元々脳に動脈瘤のような病気が隠れていてそれが破裂して起こる場合があります。頭を強くぶつけたら血が出る、というのは何となく分かりやすいと思います。動脈瘤というのは、例えば長年、高血圧を放置していて知らないうちに脳に動脈瘤ができている、といったことが考えられます。

いずれにせよ、脳の中で出血が起こると、尋常じゃない痛みが、急に、起こります。これが危険な頭痛の特徴です。またこのように脳内に明らかな原因がある時は、自然に治ったりはしないし、次第に症状が強くなり意識朦朧となったり状態は刻一刻と悪化します。これらが、危険な頭痛を見分けるポイントとなります。

なお、子供が頭をぶつけてタンコブができることがありますが、タンコブは頭蓋骨の外、皮膚の下つまり皮下の出血なので脳には影響はしません。ただタンコブがある=脳の中は大丈夫、という公式は成り立たないので注意して下さい。

脳の中の状態は、専門の医者でもCT検査をしなければ分からないのです。

その他、脳炎や髄膜炎といった感染症でも頭痛や意識障害が起こりますが、大抵の場合は高熱が出るのが特徴です。

さすがにもうシーズンを過ぎましたが、インフルエンザでも頭痛が起こりますね。

②待てる頭痛

命の危険がない、痛み止めなどで様子を見ておけば自然によくなる頭痛もあります。そうそう命の危険があっては困りますから、多くの頭痛はこちらに当てはまります。

具体的な病気の名前を挙げると、片頭痛とか、筋緊張型の頭痛といいます。片頭痛は、頭痛が起こる前に目がチカチカしたり耳鳴りがしたりといった予兆があることが多いのが特徴です。一方、筋緊張型頭痛は、肩こりなどの肩や首の筋肉疲労からくる頭痛です。現代人はストレスが多いと言われていますが、お仕事などでパソコンと一日中睨めっこをしている方などは、こうした頭痛が起こりやすいです。

ちなみに私も今、ぼんやりとした頭痛に悩まされながらこの記事を書いています笑

その他、血圧が極端に高い方や、薬の副作用などでも頭痛は起こります。

まとめると、

緊急性のある頭痛との違いは、まず痛みの程度、強さや、しばらくするとよくなるのか、全然よくならずむしろ悪化していくのか、といった違いだと思います。しかし痛みの強さは個人の主観によるところが大きく、人によって感じ方は様々なので難しい。

そこで、急に爆弾がドン!と爆発したかのように突然強い痛みがきたのか、それともじんわり気づいたら頭痛がしたのか、という発症の仕方も見分けるポイントとなります。当然前者が危険な頭痛なわけです。

その他、番外編として、特にご高齢の方などは、よく転倒して頭をぶつけてしまうこともあるかと思います。その時は問題なくても、血管が脆いので、毛細血管から徐々に出血が広がり、1,2週間から最大1ヶ月くらいかけて血腫が広がる場合があります。これを慢性硬膜下血腫といいます。ご高齢の方が頭をぶつけて数週間後に、頭痛や認知症、失禁などの今までになかった症状が出てきたら、病院を受診してCTを撮ってもらいましょう!

いかがだったでしょうか?それでは私も頭痛が徐々に悪化してきたので(笑)、今夜はこの辺で、おやすみなさい。

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