かぜ?長引く咳の原因は??

こんばんは。だいぶ暖かくなってきましたが、まだ足が冷えたり時間帯によっては寒い時もありますね。

誰しもかぜを引いたことがあるでしょうけど、咳が長引くとつらいですよねぇ。

今日は、そんな長引く咳の原因について、思いつく限り書いてみたので一緒に勉強していきましょう。

 

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とある文献を元に、長引く咳の原因として多いものを調べてきたので今回は多い順にランキング形式で解説していきます。クイズ番組ではないので、いきなり第1位からどうぞ笑

第1位 咳喘息(せきぜんそく) 57%

最も多かったのは、咳ぜんそく。ぜんそく、は聞いたことがあるでしょうか。ぜんそくとは、気管支という肺に通じる空気の通り道(気道)にある筋肉が縮んでしまって気道狭くなることにより、呼吸がしづらくなる病気のことです。アレルギー体質が原因ですが、その一歩手前のような状態を咳ぜんそくと言います。ぜんそくのような呼吸困難な状態こそないものの、頑固な咳が続く原因となります。

普通の咳止めだけではなく、吸入薬や気管支の筋肉をリラックスさせる薬、気管支のアレルギー改善薬などを使うとよくなることが多いです。

第2位 副鼻腔気管支症候群 15%

なんだかゴツい名前ですね。これは、肺炎球菌やインフルエンザ菌などのばい菌が悪さをして、白血球がばい菌と戦った結果、痰が出たり、長い間戦いが起こっている(慢性炎症)ことで咳が出る状態です。クラリスロマイシンなどの抗生物質や痰切りのお薬で治療します。

第3位 胃食道逆流症 12%

これは気管支や肺とあまり関係のない病気です。食べ物を口から食べると、食道というところを通って胃に入ります。胃には胃液がありますが、この胃液が食べ物を消化して腸にいけばいいのですが、お腹に圧力がかかったり(腹圧といいます)、横になって寝たりしていると胃から食道の方に逆流してしまうことがあり、これを胃食道逆流症と言います。食道は気管支のすぐ後ろにありますので、胃液の逆流により咳が出ることがあるので、肺の病気と勘違いされやすいのです。

長引く咳の原因は、思わぬところにあったりもするのです。

※ランク外 降圧薬の副作用 1.2%

私が元にした文献では1.2%とあまり頻度は高くなかったのですが、普段外来をしているとしばしば見かけるのはある特定の種類の血圧の薬の副作用で咳が出ることがあります。それは、難しい言葉ですがアンギオテンシン変換酵素阻害薬(ACE阻害薬と呼ばれます)という種類の血圧の薬です。最近はあまり使われなくなりましたが、心臓病を合併した高血圧の治療にはエビデンスが豊富なので好んで使う循環器内科の先生もいます。

長引く咳の原因、いかがだったでしょうか?

咳をすることで肺にばい菌や食べ物が入るのを防いでくれるので、いわば咳とは体にとって必要な反射でもあるのです。咳を止めるための薬はありますが、咳自体はなかなか薬で完全に止めるのは難しいものです。実際に私自身も2週間以上咳が続いたこともありました。

ここまで話してきてなんですが、当ブログのコンセプトとして敢えて言うのであれば、かぜを引かないためには手洗いうがいが1番かもしれませんね笑

それではおやすみなさい。

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