手首の血圧計はダメ??

こんにちは。今日は雑談程度に、患者さんから質問があったので血圧計の種類について説明します。

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Aさん 「血圧計を買いたいんですが、手首で測るものより腕で測るものの方がやっぱりいいんですか?」

こういった内容です。誰しも疑問に思うことかもしれません。

結論から先に言います。答えは、

イエスであり、ノーでもある。

これでは答えになってないですね笑 詳しく説明します。

 

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まず、病院などで測る血圧計は普通は腕の前の方、いわゆる力こぶができる部分で測ることが多いでしょう💪

正確には、上腕といいます。上腕にある血管なので、上腕動脈という名前の血管の圧力を測っています。

一方で、その上腕動脈は手の先の方にいくに従って枝分かれしていきますが、手首のところでは、親指側に橈骨動脈という血管が走っており、手首の血圧計はここの圧力を測っています。

つまり、上腕動脈と橈骨動脈は、つながっています。このため、途中で詰まったり狭いところなどがなければだいたい同じくらいの血圧になります。

ただし、血圧を測る時に手首をダランと下げて測ると重力の分、手首の方が高く出る時があります。腕の場合もそうですが、血圧を測る時は心臓と同じくらいの高さに腕や手を置いて測るといいでしょう。

まとめると、手首の血圧計がダメなわけではないですが(注)、手首は下に垂らしがちなので、測る時の姿勢に気をつけ、心臓と同じ高さで測る。

これを気をつけていればよいでしょう。

血圧というのは生き物なので、ちょっとしたことで変動します。同じ人同士で将棋を指したとしても、毎回違う局面になり、結果も変わるかもしれません。

精神的に緊張していたり、痛みや苦痛のある時に測るとたいていは高くなります。歩いて病院に来てすぐに血圧を測ると家で落ち着いて測るよりも高くなるでしょう。

測定姿勢に気をつけて手首と腕で血圧を測ったとしても、10から20くらいの誤差が出る時はあります。

大事なのは、毎回同じ条件で測定して、その数値1つを見るのではなく、全体として見ること。そしてなるべく血圧手帳などの記録をつけて主治医の先生に見てもらいましょう。

その上でお薬を調整するのがベストなやり方だと思います。

いかがだったでしょうか?ちなみに、私もこの度、降圧薬内服を開始しました笑

それではまた。

 

注) 日本高血圧学会ガイドラインでは、「手首血圧計での測定は水柱圧補正が困難であること,また手首の解剖学的特性から動脈の圧迫が困難である場合があり不正確になることが多く、現状では家庭血圧測定には,上腕用を使用する」と記載はあるのも事実ですが、実際には橈骨動脈は体表面からの距離も近いことがほとんどであり、上述のように心臓と同じ高さで測定すればそれほどの誤差は出ないと考えます。そもそも血圧自体変動のしやすいパラメーターなので何をもって誤差と言うかの問題もあります。

<参考文献、サイト>

1)日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2014」

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